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秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。
そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがおススメのアキバ飯をご紹介しよう。
なお、趣味にお金を使いたいアキバ民としては、ランチに使える金額は1,000円以内と想定して、1,000円以内で食べられるメニューを中心に紹介したい。
「アキバと言えばやっぱりラーメン!」「いやいや、中華!」「牛丼でしょ!」という人も多いのではないだろうか。しかし実は世界各国、日本各地の味が楽しめることはご存じだろうか。
そんな中から今回は、宮崎県のこだわりチキン南蛮を食べられることで有名な「チキン南蛮専門店 ひむか食堂」におじゃました。
「チキン南蛮専門店 ひむか食堂」は、JR秋葉原駅の電気街口を出て徒歩7分ほど、東京メトロ銀座線末広町駅からなら徒歩1分ほどの、中央通り沿いにある。
店内はカウンターのみの15席。通路はかなり広く取られているので、圧迫感なく食事をすることができる。
店内は清潔で、店長の手作りという、高千穂神楽の神楽殿で使われる装飾や風鈴など、宮崎県を想起させてくれる内装で宮崎気分を盛り上げてくれる。
ランチメニューなどはなく、定食メニューから選ぶこととなる。チキンのほか、ご飯とお吸い物が付いてくる。
ドリンク類もいろいろ取り揃えられているが、注目は「チキン南蛮専用ビール」だろう。「チキン南蛮に合う苦めのビール」とのこと。今回の訪問が取材でなければ注文していたところだ。
ほかにも、宮崎焼酎や日向夏サワーなど、宮崎ならではのドリンクが注文できる。
今回のお目当ては、「本場宮崎チキン南蛮定食(半身)」(1,000円)だ。取材でなければ「本場宮崎チキン南蛮定食(一枚肉)」(1,400円)を食べたいところだが、予算は1,000円以内というルールなので、今回は半身をチョイス。
ご飯は「小盛り」「普通盛り」「大盛り」から選べるが、どのサイズでも値段は変わらないのがうれしいところ。今回は「大盛り」を注文した。
半身でもこのボリュームなので、お腹の具合とよく相談してから決めたほうがいいかもしれない。
「ひむか食堂」の鶏肉は、当然ながら宮崎県産を使用。チキン南蛮の味の決め手とも言えるタルタルソースは、マヨネーズから手作りされている。そして鶏肉を漬け込む南蛮酢にいたっては、1000回以上もの配合調整を経て作り出されたという凝りようである。
旬ゴリ的なおススメとして、付け合わせのキャベツは、このタルタルをからめて食べてみてもらいたい。
これがすごくおいしいうえに、特製のタルタルソースを最後まで残さず食べることができるので一石二鳥なのだ。
定食に付いてくるお吸い物は、鶏のダシがきいているほか、鶏肉も入っていて、これがまたチキン南蛮にもご飯にもよく合うのだ。
店内の解説によると、チキン南蛮には「柚子胡椒(ゆずこしょう)」が合うとのこと。確かに柚子の爽やかな香りが漂って、これまたおいしくなる。味変に使ってみてもよいのではないだろうか。
今回は試していないが、次回はタルタルソースにタバスコも試してみたい。
もしご飯が余ってしまっても、たくあんやゴマ塩が備え付けられているのでご安心を。ご飯も最後までおいしくいただける。
お肉やお吸い物、タルタルソースは追加注文もできるので、食べたりない場合は追加しよう。
今回は、こだわりの宮崎若鶏のチキン南蛮が味わえる「チキン南蛮専門店 ひむか食堂」におじゃました。マヨネーズから手作りされるタルタルで味わう宮崎若鶏は絶品なので、ぜひチャレンジしてもらいたい。
次回は、プライベートで「本場宮崎チキン南蛮定食(一枚肉)」(1,400円)を食べよう……と心に誓って、お店を後にした。
- <店舗情報>
- 店名:「チキン南蛮専門店 ひむか食堂」
- 住所:東京都千代田区外神田3-16-13
- 営業時間:昼 11:30 ~ 15:00 夜 18:00 ~ 20:00
※仕込みがなくなり次第閉店 - 休日:不定休