※本コンテンツはアキバ総研閉鎖に伴い、記事の権利移譲を受けて転載しております。
秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。
そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがおすすめのアキバ飯をご紹介するのがコンセプトのこのコーナーですが、今回は少し趣向を変えてスイーツなどをご紹介してみようと思う。
秋葉原でスイーツといえば、たい焼き、クレープにタピオカドリンクなど、非常にバラエティに富んでいる印象だが、やはり夏にかき氷は外せないだろう。
そこで今回は、末広町駅から歩いて0分のジューススタンド「果寮 MATSUTOMI」におじゃました。
「果寮 MATSUTOMI」は、東京メトロ末広町駅1番出口を出てすぐ、中央通り沿いにあるお店だ。もとは古くからある蒲鉾店を改装した店舗ということで、レトロな雰囲気を醸している。
ちなみにもともと「果寮 MATSUTOMI」は、1989年まで秋葉原駅付近にあった神田青果市場で青果卸業を営んでいたというバックボーンがある。市場移転を機に、長年関わっていた青果卸業の知見を生かし素材本来の味が楽しめる、新鮮なフルーツジュースや野菜ジュースを提供する「果寮 MATSUTOMI」を開業するに至ったそうだ。
店内には旬のフルーツや野菜を使ったジュースのメニューがずらりと掲げられている。
築70年の蒲鉾店を改装した店内は、木のぬくもりを感じさせ、懐かしい気持ちにさせてくれる昭和な雰囲気。席は、小学校などで使われていたと思しき、木製の椅子が4脚ほど用意されているので店内で座って飲食することも可能だ。
フルーツジュースが主力のお店だが、今年から期間限定で新鮮なフルーツを使ったかき氷も提供している。
今回のお目当ては、こちらのかき氷というわけだ。
選べるフレーバーは「ストロベリー」「ラズベリー」「キウイ」「パイナップル」の4種類で、いずれも長年関わっていた青果卸業の確かな目で選ばれた、えりすぐりのフルーツがふんだんに使われているのが特徴だ。
どのフレーバーもおいしそうで非常に悩ましいのだが、「夏といえばパイナップル!」というわけで、今回のオーダーは「パイナップル」(600円税込)をセレクト!
普段ジュースにする際は完全にすり潰してしまうのだが、かき氷のシロップに加工する際は果実の食感が楽しめる程よい口当たりになるように仕上げられている。
この果実シロップをかき氷と交互に積み重ねることで、濃厚な果実シロップとサッパリとした氷を交互に楽しめるように工夫されている。
果実が惜しげもなくゴロゴロ入ってるのがうれしい。
氷は、最近流行りの粒子の細かいフワフワしたものではなく、昔ながらの氷の粒が感じられるザクザクとした削り具合。
食べても食べても、果実が出てくるので、最後まで楽しめる。
今回は、末広町駅1番出口を出てすぐのジューススタンド「果寮 MATSUTOMI」におじゃまさせていただいた。
長年の青果卸業で培った目で厳選されたフルーツをふんだんに使ったかき氷は、ぜいたくな味がして非常においしかった。かき氷であれば秋葉原散策で失った水分を補給できるうえに、新鮮なフルーツという天然のビタミンまで補給できるので、一石二鳥だろう。
なお、同店ではフルーツとハムを使ったサンドイッチも購入することができるが、こちらは予約が必要となるので、食べてみたい人は先に予約して欲しい。
<店舗情報>
店名:「果寮 MATSUTOMI」
住所:東京都千代田区外神田4-7-3
営業時間:<4月-10月>11:00 – 21:00<11月-3月>11:00 – 19:00
定休日:無し
店舗地図