※本コンテンツはアキバ総研に許諾を得て転載しております。

秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。

そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがおススメのアキバ飯をご紹介しよう。

なお、趣味にお金を使いたいアキバ民としては、ランチに使える金額は1,000円以内と想定して、1,000円以内で食べられるメニューを中心に紹介したい。

本格的な冬到来で気温も下がり、体調を崩しているという人も多いのでは? そういう時は、ガッツリと濃厚なラーメンを食べてスタミナをつけてみてはいかが? しかし、豚骨や背脂などコッテリ系は弱った胃腸には厳しい……。ということで、今回は「濃厚鶏魚介」をうたう「秋葉原つけ麺 油そば 楽」におじゃました。

「秋葉原つけ麺 油そば 楽」は、JR秋葉原駅の電気街口から徒歩9分ほど、東京メトロ銀座線・末広町駅からなら徒歩1分ほどのところにある。店舗は、いわゆるジャンク通りの末広町側の入口の角で、「つけ麺 油そば」のノボリがたくさん立っているので、すぐにわかるだろう。

店内はカウンターのみの15席で、広すぎず狭すぎない、ラーメンを味わうにはちょうどいいスペースが確保されている。

ランチメニューなどは特にないが、追加料金なしで中盛(400g)と大盛(500g)が選べるので、腹具合と相談して選ぶといいだろう。ちなみに普通盛(300g)でコンビニおにぎり3個分、中盛で4個分、大盛が5個分らしいので、参考までに。

さて、今回は何をいただこうかと考えたが、やはりお店の看板メニューかつ予算の1,000円を超えない、「鶏つけ麺」(940円)に決めた。

これが「鶏つけ麺」。麺は400gにしてもらっている。

トッピングは、大ぶりな海苔に、チャーシューが2枚、メンマとシンプルだが、つけ麺の場合はこれくらいがちょうどいい。

チャーシューは、味をしみ込ませたいので、先につけ汁に漬けておく。

もちろん舌をリセットする用に、途中でそのまま食べてもいいだろう。そのへんはお好みでどうぞ。

つけ麺と油そばに使われている麺は自家製麺で、国産小麦「麗華」や、カリウムを含まないナトリウム100%のかん水など素材にこだわって作られている。もちろん防腐剤不使用なので、かなりの時間と手間がかけられている。

そのうえ、麺には「粉末こうや豆腐」を練り込んであるそうで、こうや豆腐に含まれるレジスタントプロテインには、内臓脂肪を減らしてくれたり、中性脂肪や悪玉コレステロールを抑制してくれるなど、さまざまな効果が期待できるそうで、「罪悪感なしに食べられる麺」なのだそうだ。

いずれにせよ、こうや豆腐を練り込んでいる麺を食べるのは初めて体験だが、かなりのこだわりを感じる。

麺はかなりの太麺で、つけ汁がからみやすいので、半分つけるくらいでしっかりとつけ汁の味を楽しむことができる。

もちろん麺を沈めてしまって、さらにしっかりと濃厚つけ汁を味わうのもいい。

そのこだわりの「つけ汁」だが、実際に食べてみるとかなり濃厚だ。店外の貼り紙にも書いてあるが、多くの人が豚骨で作っていると勘違いしてしまうのも納得がいく。

このつけ汁は、「大山地鶏」の鶏ガラ、もみじ、ぼんじりを、超強火で豪快に炊き上げ、残った肉片まで裏ごしして使っているそうだ。

もちろん魚介にもこだわっていて、鹿児島枕崎の鯖節、高知の宗田鰹節、うるめ鰯などを使用している。

これだけこだわって作られている「濃厚鶏魚介」のつけ汁がおいしくないわけがない!

今回は、中盛の400gにしてもらったが、つけ汁を楽しんでいる間にあっという間に食べ終わってしまった。

空になったドンブリを見つめながら、次回はもうひとつの看板メニューの「煮干し油そば」を食べよう!と心に誓ったのは言うまでもない。

誓ったからには行かなければ!というわけで、つけ麺取材の次の日に、つけ麺と人気を二分する「煮干し油そば」を食べに行ってみた。

こちらが、「煮干し油そば」830円だ。麺の量は中盛400gにしてもらっている。

トッピングは、チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、ネギとシンプル。

油そばに使われている油は、2日間かけて煮干しの風味や旨味を付けているそうで、麺と油をよくかき混ぜてから口に含むと、口から鼻に煮干しの風味が抜けてとてもいい香りがする。油そばとは言いつつも、脂っこくなく、スルスルと食べられてしまうのだ。

前日に食べたつけ麺と比べてどちらがおいしいかと聞かれると、どちらも甲乙つけがたく、「その時の気分」と答えるしかない。

年始営業は4日からなので、ぜひみなさんもぜひ食べてみてほしい!

店舗情報
店名:秋葉原つけ麺 油そば 楽
住所:東京都千代田区外神田3-8-7 神栄ビル1F
電話:03-3255-4649
営業時間:11:00~21:00 
定休日:年末年始(2023年12月31日~1月3日)

店舗地図

投稿者 旬ゴリ

秋葉原に通い続けて40年、UDXがまだ青果市場だった頃から秋葉原を見続けている。 現在はYouTuberにしてフリーライターを生業として活動中 得意ジャンルは、街ブラ、グルメ、ゲーム、イベントレポート、ガジェット、お店紹介などなど、なんでもライター。 YouTubeやラジオのMC、ライターのお仕事お待ちしています!