※本コンテンツはアキバ総研に許諾を得て転載しております。
秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。
そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがおすすめのアキバ飯をご紹介しよう。
なお、趣味にお金を使いたいアキバ民としては、ランチに使える金額は1,000円以内と想定して、普段なら1,000円以内で食べられるメニューを中心に紹介していく。
秋葉原と言えば、ラーメン、ケバブに最近ではベルギーフリッツなど、世界中のおいしいものが食べられるようになったが、やはりカレーは外せないだろう。
秋葉原界隈で働いている人たちに「秋葉原でカレーといえば?」と聞くと、必ずその名があがるのが、以前ご紹介した「ベンガル」、そして「ラホール 外神田店」だろう。
そこで今回は、秋葉原で37年営業している老舗カレー店「ラホール 外神田店」におじゃました。
「ラホール 外神田店」は、JR秋葉原駅の電気街口を出て徒歩6分ほど、中央通りから一本裏に入った、通称「PCパーツ通り」にある。
ちなみに「ラホール秋葉原店」という店舗もあるが、そちらはチェーン店ではあるものの、住所は「台東区」で、メニューも「外神田店」とは違うのでご注意を。
店頭の看板には、ラホールで食べられる3種類のカレーの特徴や、日替わりおすすめカレーなどの案内が記載されている。
店内は、なんとなく懐かしい気持ちにさせてくれる昭和な雰囲気。カウンター席のみ10席と、こぢんまりした印象だ。
特にランチメニューなどはなく、「日本風」「インド風」「ブラックカレー」の3種類のルーから好みのものを選び、トッピングやご飯の量を選ぶだけというシンプルな注文方法。ドライカレーもあり、こちらもまたおススメである。
ちなみに、「日本風」は日本の家庭でおなじみのとろみがあるカレー、「インド風」は多数のスパイスをベースに使ったサラサラカレー、そしてイチオシの「ブラックカレー」はインド風をベースにガーリックなどを加えた深みのあるカレーとなっている。
なお、店内で食事するのであれば無料でライスを大盛りにしてもらえるので、胃袋と相談して増量してもらうといいだろう。
店内の壁には、各メディアで取材されたときの様子が貼られている。
今回のオーダーは、お店おすすめの「ブラックカレー」にカツをトッピングした「ブラックカツカレー」930円に50円の5辛をプラスした、ブラックカツカレー10辛に決定!
「ブラックカレー」は、1辛から5辛までは無料で調整してもらえるが、それ以上は有料となる。
カレーを待つ間に、店内を見てみよう。
店内には、ラホールのカレーに特徴について書かれたテキストや、同店の味を家庭でも味わえるレトルトカレーのポスターなどが貼られている。レトルトカレーはお土産にもピッタリだ。
というわけで、こちらが今回いただいた「ブラックカツカレー10辛」980円だ。
ブラックカレーと言うだけあって、見事に黒い。
ルーはサラサラとトロッの中間くらいだろうか。
カツも、しっかり歯ごたえのある厚みながら、ひと口で食べやすいサイズにカットされているのがうれしい。
食べてみるとわかるが、いろんな具合がとけこんでいることがうかがえる。
10辛にしているが、そこまで刺激的な辛さは感じられない。スパイスによる辛さなので、どちらかというと甘味すら感じる辛さだ。とはいえ、辛いものが苦手な人からしたら少々辛すぎるかもしれないので、そういう方はまず1辛から試してほしい。
こちらは、半分ほど食べた時点での筆者の状況だ。
辛いのは平気なのだが、新陳代謝が激しいので汗が止まらない。
辛いもののスパイスのおいしさをしっかり味わえたこともあり、あっという間に平らげてしまった。
今回は普通盛りにしてもらったが、大盛りでもペロリと食べられそうだ。
と言うわけで、今回は秋葉原で37年の老舗カレー店「ラホール 外神田店」におじゃました。
スパイスをしっかり感じられる、おいしいカレーをお腹いっぱい食べられるお店でした。
もちろん、日本風やインド風もそれぞれにおいしいのだが、やはり一度はブラックカレーを食べてもらいたい。
ちなみに、1辛=10円で調整ができるが、30辛以上100辛までは300円プラスで調整できるので、もし「とにかく辛いのが食べたい」という人がいれば100辛を頼んでみるのもいいかもしれない。
「おいしく食べられる辛さ」というのは人それぞれなので、なんども通って自分がおいしい辛さを探してみるのも楽しそうだ。
店舗情報
店名:「ラホール 外神田店」
住所:東京都千代田区外神田3丁目10−9 木村ビル 1F
営業時間:11時00分~20時00分
定休日:火曜日
店舗地図